種類・成分・リスクを正しく知れば、サプリは体の本当の味方になる。

体に本当に必要なものを見極める、賢いサプリ活用術

機能性表示食品・特定保健用食品・栄養補助食品の区分

市場に流通しているサプリメント・健康食品には、3つの主な区分があります。

特定保健用食品(トクホ)は、消費者庁が個別に審査し、効果と安全性を認めた食品です。

「血圧を下げる」「コレステロールを下げる」など、具体的な効果を表示できます。

根拠の信頼性が最も高い区分です。

機能性表示食品は、企業が科学的根拠をもとに消費者庁に届け出た食品です。

国の審査は受けていませんが、届け出た内容に基づいて機能を表示できます。

「記憶力を維持する」「疲労感を軽減する」などの表示がこれにあたります。

栄養補助食品は、この2つに該当しない一般的な食品です。

効果を表示することは認められておらず、あくまで栄養を補う目的のものです。

最も規制が少ない区分です。

購入の際は、パッケージに記載されているマークや届出番号を確認することで、どの区分に該当するかを判断できます。

区分を確認することが、サプリ選びの最初のステップです。

成分表示の読み方と含有量の多さが効果を意味しない理由

サプリメントのパッケージには、成分名と含有量が記載されています。

含有量が多いほど効果が高いと思いがちですが、これは正確ではありません。

効果は含有量だけでなく、吸収率・剤形・他の成分との組み合わせによって変わります。

例えば、マグネシウムは酸化マグネシウムより有機マグネシウム(グリシン酸マグネシウムなど)のほうが吸収されやすいとされています。

含有量が多くても吸収率が低ければ、体内で使われる量は少なくなります。

成分表示を読む際のポイントは3つあります。

1日の摂取量あたりの含有量を確認すること、成分の形態(どの種類の成分か)を確認すること、栄養素等表示基準値に対する割合(%)を確認することです。

「1粒あたり〇mg」という表示より、「1日摂取量あたり〇mg」で確認してください。

1粒あたりの量が多くても、1日に数粒飲む必要がある場合は、実質的な摂取量が増えます。

成分の名前と含有量だけでなく、吸収のされやすさと1日の目安量を総合的に確認することが重要です。


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